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安全機器
2024.08.27

安全性の比較(一般的なスイッチ/非接触セーフティスイッチ)

一般的なスイッチの場合 (例:扉に取付けた場合)

機械扉が開の時:スイッチはOFF → 機械は停止中(機械は運転不可)
機械扉が閉の時:スイッチはON → 機械は運転中あるいは運転可能な状態
なお、機械作動中に機械扉を(閉→開)とした時には機械は停止する。

①万が一の場合に安全の確保ができない②スイッチが無効化されてしまう

過電流により機能が喪失する恐れが…

アクチュエータを 検出部に磁石!
故意に固定! 
扉が開いた状態でも機械は作動可能なため、作業者は非常に危険です

非接触セーフティスイッチ「SS2シリーズ」の場合

内部簡易図とその動作

動作の説明

①送信ユニット側の複数の磁石の極性をデコード回路の磁気センサが検知します。
②デコード回路が特定の極性の組合せを検出した時のみリレーK1及びK2が出力します。
③異常検知回路は機械扉の開時に制御回路①②及びデコード回路に故障(単一故障)が発生していないかを監視しています。
④制御回路の一方に異常が発生した場合は異常検知回路がもう一方の制御回路に故障を伝え、それ以後故障が発生していないリレーに出力しません。

※ここでいう異常とは、内部の故障によりリレーの一つがOFFにならなくなることを指します。

電気的な手段により確実に安全を確保する設計となっています

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