―校正サービスについて―
基準器※1との器差を測定し、商品仕様を満足していることを証明する『検査成績書』を発行します。
※1 国家標準へのトレーサビリティが確保された校正機器
[新規でご購入頂く場合]
当社白河工場にて校正作業を実施した円周調整プーリーを『検査成績書』と共に納品します。
[再校正の場合]
当社白河工場にて、お手元の円周調整プーリーの再校正作業を実施します。
―発行書類―
(1)『検査成績書』
校正の施された円周調整プーリーには『検査成績書』を添付します。プーリーの校正結果が明示されたものであり、また校正を行ったことが示されています。
(2)『トレーサビリティ体系図』(別料金)
校正に使用した当社基準器の校正経路が記されています。上位に辿っていくことで、当社の校正機器が最終的に国家標準を基準としていることを確認頂けます。
(3)『メーター用プーリー原器校正証明書(写し)』(別料金)
当社基準器の校正証明書です。
測長器本体の点検・動作確認
測長器本体については、所定の動作を行うか否かの検査および検査成績書の発行を承っております。メーター用ゴムプーリーの校正ご用命時にお申し付け下さい。
―プーリーの校正をする理由―
測長器による測定精度は本体ではなくプーリーの円周精度に左右されます。そのプーリーは、長期間使い続けることで、摩耗や異物の付着によって周長が増減することがあり、これによって測定値に誤差が生じることがあります。そのため、測長器による測定値の精度を保証し、製造工程・検査工程などにおける測定器の品質を維持するには、一定期間おきに校正を行う必要があります。この周期は、計測器の使用環境・方法・頻度に左右されます。