購入代理店リストお問い合わせ
Copyright© Line Seiki Co., Ltd. 2000- All rights reserved.
ホーム/製品・サービス情報/設計関連サービス/CAE解析サービス
NEW

設計関連サービスCAE解析サービス

特徴高度なシミュレーション技術
  • 最新の解析アルゴリズムと高速処理能力を活用

  • 高精度な解析
  • 製品設計やプロセス改善のための詳細かつ入念な解析

  • 様々な産業への適用性
  • 自動車、航空宇宙、電子産業など、幅広い分野で利用可能

  • カスタマイズが可能な解析オプション
  • お客様のニーズに合わせた解析
  • 動画

    仕様

    ライン精機のCAE受託解析サービスについて

    当社は、自社工場で製品の設計・製造・品質管理を行うメーカーです。そんな当社ですが、CAE解析の導入により、設計・開発期間の短縮とコスト低減、また製造現場でも効果的な改善が実現されました。

    この有限要素法を用いたこのシミュレーション解析を、受託解析サービスとして提供いたします。

    樹脂や金属部品を緻密に組み合わせたメカニカルな製品でも、プリント基板(PCB)などを用いた電子回路を擁する製品でも、安心してお任せ下さい。創業より70年余りにわたり培ってきた「ものづくりの知識と経験」に裏打ちされた、メーカーならではのポイントを押さえたCAE解析サービスを提供いたします。

    以下のようなお困り事をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お客様の状況・ご要望を前提に、当社にて可能なご提案をさせて頂きます。

    製品設計・開発プロセスの課題を解決したい
    • 設計・開発の期間、試作品の評価時間を減らしたい。
    • 実機プロトタイプの製作数を減らし、設計・開発コストを削減したい。

    • 設計プロセス全体を効率化したい。

    • 実際の使用環境を再現するのが困難、不可能。

    • 温度を測定するのが難しい部位がある。

     

    製品の仕様上の課題を解決したい
    • 耐久性が十分かどうかを設計段階で確かめたい。
    • 製品が破損、破壊する可能性を事前に把握したい。
    • 安全で操作性に優れた製品デザインにしたい。
    • 疲労破壊を考慮した「安全上のゆとり」を設けたい。
    • 強度不足による手戻り(製品の修正、変更)を削減したい。
    • 製品の構造を最適化することで、構造物(の一部)が突然破壊したりしないようにしたい。

     

    製造プロセスの課題を解決したい
    • 実際の量産開始後に発生する製造上の問題を未然に防ぎたい。

     

    リスク上の課題を解決したい
    • 設計物の完成度を確保し、善後策を講じてリスクを低減したい。
    • 故障を未然に防ぐ対策を講じたい。

     

    解析項目について

    構造解析 (Nastran/Patran/Apex)

    設計した構造物の強度を評価したり、その構造物が破損あるいは破壊する可能性を予測できます。
    ― 利点 ―
    ・設計物の安全性、耐久性が評価可能になる。
    ・製品が使用される現場環境の再現が困難な場合でも、仮想的に再現し、製品評価を実行できる。

    ― 解析内容 ―
    ・任意の荷重をかけた際、設計物の各要素に働く応力を計算して数値化。
    ・荷重をかけられた構造物に発生する最大応力、およびその発生箇所を特定。最大変形量も数値化し、その姿を表示。


    疲労解析 (Nastran/Patran/Apex)

    疲労解析とは?01|資料集|ライン精機

    疲労破壊も考慮した設計が可能になります。
    ― 利点 ―
    ・構造物の耐久性が十分かどうか検証できる。
    ・疲労破壊がより早く起こる部位を特定できる。

    ― 解析内容 ―
    ・疲労寿命を数値化。
    ・構造物が故障するまでの使用サイクル数を図示。
    ・荷重をかけられた構造物に発生する最大変形量を数値化し、その姿を表示。


    振動解析 (Nastran/Patran/Apex)

    様々な振動に対する構造物の挙動を把握し、設計した製品の破壊を予防できます。
    ― 利点 ―
    ・予期せぬ過度な振動が発生する可能性を設計段階で検証できる。
    ・構造的な性能 (耐力) を最適化したり、動的荷重をかけられても統一性のある構造を確保できる。
    ・設計のどこを変更すれば共振点を回避できるのかが分かる。

    ― 解析項目 ―
    ・モーダル解析…「固有振動数」と、モード形状と呼ばれる「振動パターン」を解析。
    ・周波数応答解析…動的荷重の周波数を入力し、設計した装置の応答がどのように変化するのか調査。
    ・過渡応答解析…時間と共に変化する荷重、または稼働条件の突然の変化に対し、構造物や装置がどのように応答するか調査。


    このほか、下記のような解析も対応可能です。

    熱解析座屈解析・接触解析・陽解法動解析・陰解法力学解析・製造プロセス解析・数値流体力学解析・マルチボディダイナミクス解析・積層造形シミュレーション・マルチスケール材料モデリング・トポロジー最適化・音響解析・落下解析

    シミュレーションに使用するソフトウェア

    • プリ処理 : MSC Apex・Patran ――メッシュモデルを作成、境界条件 (材料特性、固定方法など) を設定
    • 解析ソフトウェア : MSC Nastran (多領域構造解析)
    • ポスト処理:MSC Apex・Patran ―― 3Dデータとマッピングを駆使して、解析ソフトで得た計算結果をモデル上に図示
    • 解析機能: 線形・非線形の有限要素解析
    MSCソフトウェアは有限要素解析 (Finite Element Analysis) において最も信頼性の高いソフトウェアとされております。長年にわたり多くの分野で採用されてきた、産業用途に適した高品質ソフトウェアを用いて、高精度のCAE解析を提供いたします。

     

    サービス提供の流れ

    基本的な流れは以下の通りです。

    ① ヒアリング:対面もしくはウェブ打ち合わせにて、お客様のご要望、お悩み事をお伺いします。

    ② ご提案提出:打ち合わせに基づき、当社より解析内容をご提案します。(解析内容は見直し可能です。)

    ③ トライアル:解析の一部を事前にお試し頂くことが可能です。費用については都度ご相談となります。
            解析実施に際し、お客様よりCADモデルをご提供頂きます。

    ④ レポート :トライアル解析の結果をご報告します。

    ⑤ 解析と報告:当社からの提案内容に基づき、CAE解析を実施し、解析結果をレポートします。

    CAE解析をご検討頂く際、気になる点などございましたら都度ご相談下さい。
    ※「CADモデルの送付が困難」「機密保持契約の締結が必要」等

    従来の手法 vs シミュレーションを用いた手法

    □ 従来の設計 : コストも時間もかかる設計サイクル
    □ シミュレーション主導の設計 (FEA) : 容易で時間をかけずコスト効率の良い設計サイクル

    ケーススタディ

    以下画像は実機テスト結果及びシミュレーション結果の比較を示しています。

    □ ピニオンの破損解析
    ピニオンの破損解析

     (a) 実機テスト結果 #1     (b) 実機テスト結果 #2
     (c) シミュレーション結果 #1  (d)シミュレーション結果 #2

    □ ねじボスの破損解析
    試作品製造後、テスト段階で発見された破損

    設計上の課題を事前に発見できないか?

    → CAE解析を取り入れることで、事前に設計の見直しが可能に!

    設計データ(3Dモデル)を利用し…、

    CAE解析ソフトウェアで、有限要素法を用いた応力分布解析を実施。

    理論上の応力分布をポスト処理で表示した結果。
    色の赤い箇所に、より高い応力が働いており、
    ここを中心により高い破壊の可能性が想定される。

    解析結果と実際の破損が相関していることが分かります。

    □ カバーの熱座屈解析

    カバーの熱座屈解析

    ~関連リンク~

    お問い合わせ先

    当社のCAE受託解析サービスについてご質問やご興味がある方は、お気軽にこちらからご連絡ください。

    関連資料ダウンロード

    お気軽にお問い合わせください

    弊社の製品やサービスへご興味をお持ちの方は、
    下記よりお問い合わせください。

    営業部直通 050-1741-6630 受付時間:平日 8:50〜17:50 (土日祝除く)
    FAX: 03-3710-4552